1993-02-23 第126回国会 衆議院 労働委員会 第3号
二番目に、次に雇用者数の推移を見ると、製造業では九一年後半以降増勢鈍化傾向にあり、足元の前年比はほぼゼロ近傍にまで低下している。ただ、これまでのところオイルショック時や円高不況時のような大幅な減少を示すまでには至っておらず、伸び率の低下テンポも過去の調整局面と比べマイルドなものにとどまっている。
二番目に、次に雇用者数の推移を見ると、製造業では九一年後半以降増勢鈍化傾向にあり、足元の前年比はほぼゼロ近傍にまで低下している。ただ、これまでのところオイルショック時や円高不況時のような大幅な減少を示すまでには至っておらず、伸び率の低下テンポも過去の調整局面と比べマイルドなものにとどまっている。
他方、供給条件につきましも、市場の巨大化と技術進歩によりまして、最小最適設備の大型化が急速に進んでいる現状でありますし、さらに新規労働力化人口の著しい増勢鈍化傾向などを考え合わせますと、わが国経済、産業は、戦略産業における設備投資を主導力として、国際競争力を一段と強化し、構造の高度化をはかっていかねばならない時期に来ておると存じます。